被リンクが増えても安心はできない

2019年11月10日

コンテンツSEOに取り組み、被リンク数が増加してくれば、検索結果も上昇し検索エンジンからのページランクも高くなっていることでしょう。しかし築き上げたページランクや長年のサイト運営の結果、インデックスされやすくなったというようなドメインパワーも、何の努力を傾注することなく長期間にわたって頤使するのは容易なことではありません。ペンギンアップデートやパンダアップデートなどの代表的なGoogleアルゴリズムの影響で大きく順位変動し、検索結果下位に沈むことになったWEBサイトは枚挙に暇がないほどです。

Googleでは第一に検索ユーザーにとっての有益なコンテンツを提供するサイトを重視しており、高品質のコンテンツを継続的に更新しているサイトが順位上昇する可能性が高いことを明らかにしています。このスタンスの延長線上に、YMYLやE-A-Tの考え方を位置づけることが出来ます。YMYLとはあなたのお金や人生についてのジャンルでは、E-A-Tすなわち専門性・権威性・信頼性のあるWEBサイトのページを重視するという思想です。すなわち金融や投資。健康やヘルスケア全般などの一部の分野では、事実上専門家や公的機関や研究機関などのWEBサイトのコンテンツが重視される傾向が今後も顕著になり、それ以外のWEBサイトでは有効なSEO対策をとることはますます難しくなることが想定されます。

また最近ではソーシャルメディアだけでなく、インターネット検索においても、モバイル端末からのトラフィックがパソコン経由のトラフィックを上回る状況が顕著になっています。この影響はGoogleアルゴリズムにも影響を与えており、モバイルフレンドリーであることがWEBサイトに要求される傾向が強まっています。

これまでは良質な被リンクや良質なコンテンツを提供することが、効果的なSEOを可能にすると考えられてきました。今後も検索エンジンの基本的スタンスに大きな変化はないものと考えられますが、Googleアルゴリズムが順位変動のきっかけになったこともあわせると、検索順位を上位で維持するには、常に状況の変化に敏感である必要があります。特にモバイルファーストインデックス以降は、モバイル対応であることが順位上昇や検索順位の維持するための、効果的なSEO対策を構築する上での重要な要素になることが予想されます。コンテンツや被リンクの質に加えて、モバイルでもストレスなくつかえる機能面が今後のSEO対策で重要な要素になるのでは無いでしょうか。